Department introduction / 各部門の紹介




製造部門 ▶
設計製作
01 設計                   

「設計」では金型や機械などの設備を作るための設計・製図を行っています。

お客様から頂いたコネクターの図面を元に、そのコネクターを作る為の金型(射出成形金型・プレス金型)の設計や、コネクターを組み立てるために必要な機械の設計を行います。

1975年の創業以来、当社では40年以上プラスチック成形品を生産しています。
温度により大きさが変化するプラスチック成形品。40年にわたる知識・経験と最新の樹脂流動解析ソフトの解析結果を設計データに取り入れることで、 設計の品質を更に高め、お客様にご満足いただける金型・設備の実現を目指しています。


02 組立・試作                   

出来上がった部品の仕上げ、設備の組立、さらに試作までを行うのが「組立・試作」です。

組立…前工程の「金属加工」で作られた部品やお取引先様から調達した部品を、図面をもとに組み立て完成させる業務を行っています。 高い精度で加工されたパーツを一点一点仕上げるには高い技能が必要です。そのパーツを組み合わせて、一つの設備を作ります。
試作…本当にお客様が望んでいる製品を作ることができるのか、出来上がった設備を使用して実際にコネクターを作り、出来上がったものを評価します。

どちらも高い知識と技術が求められますが、良いモノができた時の喜びはひとしおです。


組立・試作
射出成形
03 射出成形                   

「射出成形」では金型のコンディションの確認、プラスチック材料の投入、製品により合った成形条件の設定、量産という流れでモノづくりを行っています。
この過程の中でお客様のニーズに合ったより良いモノをより安くお客様へ提供できるように、日々努力しています。

当社では50名以上のプラスチック成形技能士が在籍しています。
技能を磨きながらも従来からの経験と勘だけではなく、射出圧力値や製品の流動解析値などのデータを使用して品質の見える化を図りながら、量産精度の向上を目指しています。


04 プレス                   

「プレス」とは、金属の板に圧力をかけ、お客様の望む形を作り上げる加工工程です。
コネクターにとって重要な「端子」と呼ばれる金属の部品を、高精度に組み上げられた金型と高速で動くプレス機を用いて成形していきます。
「抜き」「曲げ」「潰し」「絞り」など、様々な加工技術を用いて微細な製品を実現するためには、金型・プレス機の精度だけではなく、それらを扱う私たちの感性が重要になります。

高難度の製品でもお客様の満足を常に考え、日々技術と感性の向上に努めています。


プレス
コネクター組立
05 コネクター組立                   

「コネクター組立」は、自動化制御された設備へプラスチック成形品・プレス品・梱包材等を供給しコネクターの組立と梱包を行う、コネクター生産における最終工程となります。

『品質第一』を基本とし、日々の保守・点検はもちろんのこと、コネクターは全数視覚センサーにより検査され、得られたデータをもとに正しい状態でコネクターが作られていることを確認します。
また、生産設備や検査データから得られた情報を元に、歩留まり改善・稼働率向上など、より良いモノを・より安く作る活動を進め、お客様に満足いただけるように日々努力しています。


06 生産管理                   

「生産管理」は、主に3つの機能があります。
生産計画…マシンオペレーターと情報共有しながら生産工程の状況を把握し、お客様から頂いた注文に対して 最適な生産計画を立て、各工程に製造指示を出します。 完成品はバーコードで管理され、お客様の納期に合わせて出荷されます。
これらは全てIT化されており、生産されたコネクターはトレーサビリティが可能となります。
発注・受入…材料、加工品、資材の発注と受入検査を行い、それらを各工程へ運びます。
庶務…各工程で収集した情報を改善に使える様にデータ化したり、日々の売上や生産数量などを管理しています。


生産管理
加工技術部門 ▶
金属加工
01 金属加工

「金属加工」では主に自社で使用する射出成形金型・プレス金型・組立設備のパーツ製作を行っています。
平面研削盤に代表される各種の研削盤、型彫り・ワイヤ放電加工機、マシニングセンタ、ジグ研削盤など、加工目的に応じたさまざまな加工機があります。
それらの加工機を操作するオペレーターは各種の技能検定資格を有しており、現在は18名の1級技能士が在籍しています。

他の工場とは異なる構造の「高精度金型工場」において知識と経験、技能を最大限に発揮し、お客様や後工程から求められる±0.001mmの精度を実現するため、日々技術向上に努めています。


02 岩泉工場

本社のある山田町から北に約40km、水の透明度や日本三大鍾乳洞で名高い「龍泉洞」で知られる岩泉町に、金属加工の専用工場である「岩泉工場」があります。
事業内容は自社モールド金型・プレス金型・自動機パーツの製作を行っています。
本社で保有している研削盤、放電加工機、マシニングセンタなどに加え、細穴放電加工機、電気炉など岩泉工場独自の機械を保有しています。
加工室内の環境は24時間365日の温度管理(恒温室)がなされており、加工時はもちろんのこと、測定(測定顕微鏡、三次元測定機)においても温度変化による誤差を最小化しています。


岩泉工場
岩泉工場
岩泉工場のこだわり 
~恒温空調・集塵システム~

加工室内の温度は23℃±1.0℃(1号棟)、23℃±0.5℃(2号棟)という2レベルの恒温室温制御システムを導入しています。
天井裏に排出される熱を屋外に逃がしつつ、加工室内へ新しい空気を導入することで、加工環境の安定化を図っています。
また、金属の研削により発生する粉塵を補修し空気を濾過するシステムも導入。
平面研削エリア内において床付近空気を吸込み、濾過した空気は空調機吸込みに戻すことで、空調気流を乱すことなくエリア内空気を濾過しています。
高精度加工品、その加工品を生み出すオペレーターが最大限の技能を発揮できる環境を提供しています。


品質保証部門 ▶
 品質保証                   

品質保証には大きく分けて3つの機能があります。

品質保証…品質に関わる規定やルール、しくみづくり、IATF16949/ISO認証にかかわる業務、お客様からの監査対応、エフビーで働く従業員への品質教育。
品質管理…各部門に配布している図面の管理、コネクタが使用される環境下においての様々な製品試験、製品を計測するための測定機器類の有効性の確認、モノづくりをする上での必要条件や手順の取りまとめ、お客様からの問い合わせへの対応。
製品検査…完成された個品や製品に対して検査基準書等を基に検査、製品の外観検査、耐電圧、接触抵抗など電気試験などの厳密な検査。
また製品検査では、不良が発見された際には直ちに現場へフィードバックし、不良の発生状況の確認や品質での波及性の確認等を行っています。


品質保証
管理部門 ▶
総務
01 総務

総務では、主に次のような業務を担当しています。
法令…法令、顧客要求事項等の把握、発信。
   就業規則、各種規定の改定。
省エネ…電気、ガス使用量把握、省エネ活動の推進。
廃棄物管理…産業廃棄物回収手配、事業系廃棄物運搬・処分。
システム…社内システム保守、ホームページ作成・更新。
設備管理…社内設備棚卸、修理保全。社有車管理。
その他、健康管理、福利厚生、環境美化なども行っています。


02 経理

経理は大きく4つの機能に分かれています。
経理…現金・口座の管理、売上伝票・仕入伝票の管理、経費の精算などの
会社のお金の管理。資産の管理、決算業務。
原価管理…1.業績管理 売上、仕入、経費の集計と業績の管理
     2.見積、見積書作成とその基となるデータの管理
購買管理…部品、資材、消耗品の調達と購買先の管理
環境管理…環境資料の調達と環境対応


経理
人事
03 人事


人事では、労働力確保のための採用計画・採用活動及び教育計画・教育訓練、通信教育など 従業員のキャリア形成に関する活動支援、従業員の労働時間や給与計算、各種保険手続きの他、 社内相談窓口およびハラスメント相談対応などを行っています。
上記の業務内容に加え、従業員が働きやすい制度構築や職場づくりが出来るよう取り組みを行っています。


技術開発グループ ▶
 技術開発グループ

技術開発グループでは、新規立上グループ・設備改善グループ・機械加工改善グループの3グループに 分かれて活動を行っています。 質の高いモノづくり力の強化をテーマにし、各グループ・各担当ごとに方針設定し、エフビーとして より付加価値を追求し、新技術の開発及び、プロセスのリードタイム短縮などを課題とし、 よりモノづくりの上流側へシフトしていくための活動を行っています。 また、現場の不良の発生に対して改善活動を行い、現場の作業者への教育や技術的な指導を行っています。


技術開発グループ